今日から大寒。「冬はつとめて」つまり早朝がいいとも言われていますが、明け方はとにかく冷え込みますね。寒いの苦手(;^ω^)

 

ここらは温暖な地方なので、「目覚めたら息真っ白」とまではいってないのですが、来週あたりから冬将軍が本気出してくるようです。なんでも10年に一度の寒さとか。「これはもうほんかくてき」となる寒さがいかなるものか、今から戦々恐々としています。防寒対策しっかりしないとですね。

 

 

 

目覚めたら息まっしろで、これもうほんかくてきよほんかくてき   穂村弘

妹とウサギを連れて上京してきた「まみ」が歌人に憑依して呟いた祈りであり、近代短歌を支配する「一人称性の人生物語」という磁場への果敢な挑戦だ。

 

索引からわかるように、掲出歌は「まみ」からの手紙が題材になっています。文通相手のように離れていたら、気候ネタは鉄板というかなおさら共有したくなるのもわかります。私は「まみ」のように手紙魔でもマメでもないですが。句読点だったり、ひらがなだったりを、息まっしろな雰囲気とリンクさせるよう効果的に使われていますよね。