茗荷ふたつに切り分けたときの形がね、横に広がっている自分の耳と重なるんですよ。・・・というわけで、立ち耳の持ち主としては見逃せない一首。おかげで、茗荷を切るときには決まってこの短歌が脳裏に浮かびます。そして […]
「遠藤由季」タグの記事一覧
【今日の短歌】鬱の字一画ごとに摘まみ抜き息吹きかけて飛ばしてみたし (遠藤由季)
字面だけを見るとね。手の平に乗せてシャボン玉を吹くように・・・、あるいはロウソクを勢いよくを吹き消すように・・・。フッと息を吹きかければ、分解してどこかへ飛んで行ってしまいそうなそんな気もしますね。彡(さん)があるからか […]