その昔、豊川でB1グランプリが開催されました。地元・東三河での開催とあって私も出かけたのですが、そこで数多くのゆるキャラがずら~っと立ち並んでいたのが印象に残っています。あれ何年前だったかなぁ […]
「今日の短歌」の記事一覧(31 / 39ページ目)
【今日の短歌】スプーンがカップの底に当たるときカプチーノにも音階がある (伊波真人)
すべての音に音階があることを、大抵の人はあまり意識していません。でも、反対にそれを常に意識させられているという「絶対音感」を持つ方々。常に音階を意識する生活がどんなものかは想像もつきませんが、私は小学生のこ […]
【今日の短歌】「眠れてますか」「はい」これまでもこれからも眠りはながく私を守る (小島なお)
私の場合、クリエイティブなことは夜のほうが捗るタイプ。そのうえ朝が早いからどうしても寝不足気味になってしまうんだけど、そんな寝不足の時は明らかにパフォーマンスの質が下がります。同じようにやっているつもりでも […]
【今日の短歌】舌打ちの音でマッチに火が灯るようなやさしい手品がしたい (寺井奈緒美)
私だと舌打ちはただの舌打ちになっちゃうんだけど、中にはさらっとユーモアを交えて嫌味のないようにもっていく人もいるんですよね。舌打ちをしたくなるような状況でも、そうやって上手に切り抜けられるようになれたらどん […]
【今日の短歌】日本語の「行けたら行く」は「待たないで」の意味だったのか 飴を舐めつつ (カン・ハンナ)
文字通りに都合がつけば行くつもりでいるのか、それとも遠まわしに断っているのか。それは言った本人にしかわからないけど、「行けたら行く」が「待たないで」と一言で要約されているところにハッとさせられました。確かに […]
【今日の短歌】雪になりきれぬ弱さを真剣に地上へぶちまけろよみぞれ (松木秀)
雪が降らないことで有名なここ東三河。それでもクリスマスごろになれば、おこぼれ程度にパラパラと降った日もあったのですが・・・。それどころか、今年は霜もほとんど降りません。過ごしやすいのはいいのだけど、やっぱり […]
【今日の短歌】ぼくの聴く音楽こそが素晴らしいと思いながら歩く夜が好きだよ (岡野大嗣)
人それぞれだし、他の人がどう感じるかはわからないけど、私の中では私の聴く音楽こそが素晴らしいと思っているのですごく心に響いた一首。私に限らず大抵の人は、自ら聴く音楽はそうやって選んでいくものじゃない? &n […]
【今日の短歌】立てるかい 君が背負っているものを君ごと背負うこともできるよ (木下龍也)
「立てるかい」「君が背負っているものを君ごと背負うこともできるよ」 どこぞの少女漫画のヒーローか白馬の王子かしら・・・と思うほどキザでカッコイイ台詞。ですが、その台詞を真に受けるほど、どうやら […]
【今日の短歌】星という小人の中に美しき肘のみ見せて寝たる夕月 (与謝野晶子)
「流星の道」という歌集に収録されている一首。 与謝野晶子の歌といえば「その子二十 櫛にながるる黒髪のおごりの春のうつくしきかな」「やは肌のあつき血汐にふれも見でさびしからずや道を説く君」などが […]
【今日の短歌】その子二十 櫛にながるる黒髪のおごりの春のうつくしきかな (与謝野晶子)
成人の日ですからね。 「その子二十」という字余りの初句から、その後の「春のうつくしきかな」まで流麗に畳みかける調べ。与謝野晶子のこの歌を知ったのはいつだったか。おそらく中学生ぐらい・・・いや小 […]