水分を含んだ落ち葉は、踏むと靴の底にひっついたりするんですよね。その様子から、出かようとする妻に、定年後の夫がベッタリくっついてくることを「濡れ落ち葉」なんて揶揄されたりもします。   […]
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【今日の短歌】かりそめの人のなさけの身にしみてまなこうるむも老いのはじめや (太宰治)
小説家として名の知れた太宰治ですが、こういった短歌も詠まれていました。パナビール中毒で入院していた当時の手記をまとめた「HUMAN LOST」にも収録されている一首です。 太宰と同じく患者とし […]
【今日の短歌】浴槽を磨いて今日がおとといやきのうのなかへ沈みゆくころ (大森静佳)
今日という一日が、おとといやきのうと同じ「過去の日」へとカテゴライズされていく・・・。「沈みゆく」は、今日という日が終わったことへの虚無感なのでしょうか。 一日一日の積み重ねが未来につながって […]
【万葉集】「蛍」を詠んだ唯一の長歌
ウチからは蛍がちらほら見えるので、この時期はバルコニーに出てのささやかな蛍見物が日課になっています。蛍を見かけるとすごく嬉しいんですよね。 そんなわけで、今回の万葉集特集は、「蛍」です。 &n […]
【万葉集】大津皇子と草壁皇子
万葉集特集です。 前回、天智天皇の娘でありながら、天智天皇の実弟である天武天皇に嫁いだ大田皇女&鸕野讃良皇女(持統天皇)姉妹のことについてちらっと触れました。 関連記事:【万葉集特集】天智天皇 […]