松平家・徳川将軍家の菩提寺として名高い大樹寺。桶狭間の戦いで今川勢が討ち敗れ、松平元康(徳川家康)が大高城からここ大樹寺に逃れたのが19歳の時。御覧になった方はわかるかと思いますが、このくだりは、NHK大河の「どうする家康」でも放送されていました。

 

先祖の墓前で自害しようとする元康を「厭離穢土 欣求浄土」という言葉とともに翻意させたとされる当時の住職・登譽上人像があったり、祖洞和尚が総門のかんぬきを引き抜いて大樹寺を取り囲む追っ手を追い払ったとの逸話があるのですが、そのかんぬきのレプリカなんかが展示してありました。

 

松平家・徳川将軍家の位牌堂もあり、等身大の位牌が安置してあります。ちなみに家康公は159㎝。生類憐みの令で知られる綱吉公は124㎝であり、低身長症だったのではという説もあるようです。180㎝の大柄だったとも伝えられている吉宗公は155・5センチ。ただ身長に関しては諸説あるため、実際のところどうであったのかは定かではありません。

 


山門

 


多宝塔

 


本堂

 

 


廟所

 

 

この日に行われたプロジェクションマッピングも綺麗でした。