「実は、〇〇で知り合った人と付き合っていて・・・」 あまり恋愛話を積極的にするタイプでもなかったけど、つい最近「クリスマス用の彼氏が欲しい・・・」なんて冗談言ってたのに・・・。 そして、その数 […]
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【自作短歌】シグナルは青 君の背がまた遠のいて「時間よ止まれ」 (朝倉冴希)
出勤の時、必ずといっていいほど赤信号で引っかかる交差点があります。ですが、そこが青信号ですんなり通れただけでなく、一度も信号に引っかかることなくスムーズに通れたことがあります。「シグナルは青」というフレーズ […]
【自作短歌】練乳をベッタリつけた苺ほど慣れ合いになるパックの苺 (朝倉冴希)
「いちごの日」ということで、苺の短歌です。 どんなに親しい関係でも、慣れ合いすぎて相手に対する尊厳を失ってしまってはダメだよね・・・そんな意味を込めて詠んだものです。親しき仲にも礼儀ありってや […]
【自作短歌】元カノの話を聞いてヘコむほど飼い慣らされてなんてあげない (朝倉冴希)
彼女はいないと言っていたその人と居酒屋にいたとき「実は彼女がいるんだけどさ、これからもこうして会おうよ」と言われたことがありまして、それがこの短歌のインシュピレーションになっています。 相手は […]
【自作短歌】振り向いた君の笑顔があけすけて想像よりも斜め上です (朝倉冴希)
久しぶりの自作の作品です。私にしては珍しく明るめのテイストなんですけど、たまにはこういうのもいいかなと思いまして。 この短歌は、完成までに時間がかかりました。というのも、もともと下の句が全然違 […]
【自作短歌】音程をハズしまくって鶯は「ホーホケキョ」とは鳴かない鳥だ (朝倉冴希)
山の麓であるここでは、春から夏にかけて鶯がよく鳴きます。でも、教科書のお手本のような「ホーホケキョ」という鳴き声は滅多に聞けません。 「ホーケキョ」「ホーホーケキョケキョ」「ホーケキョケキョ」 […]
【自作短歌】真っ先に君をめがけて舞い降りた桜ひとひら見下ろすつむじ (朝倉冴希)
今年はソメイヨシノを詠もうと思っていていて、思い浮かんだのが満開の桜がはらはらと散り急ぐイメージ。満開になったなと思えば、あっという間に散ってしまいました。 つむじを見下ろしているのは、君をめ […]
【今日の短歌】看護師の手の甲のメモ三桁の数字見ながら血を採られおり (馬淵のり子)
そういえばいつからだろう、注射があまり怖くなくなったのは・・・。血液検査に点滴。何かというとすぐ注射を打たれていた子供だったので、割と早い段階から注射慣れしていました。採血の時は、血が抜かれるのをじ~っと見 […]
【今日の短歌】たほたほと移される春の小麦粉の粉にはなれぬあたりが飛べり (田中濯)
コナモンの日ということで選んだ短歌。 小麦粉をボールに移したりとかすると、どうしても空気中に煙のような粉がほわっと漂いますよね。あたりに舞った粉は、多数派の粉と混じり合うこともなくどこかへと飛 […]