そういえばいつからだろう、注射があまり怖くなくなったのは・・・。血液検査に点滴。何かというとすぐ注射を打たれていた子供だったので、割と早い段階から注射慣れしていました。採血の時は、血が抜かれるのをじ~っと見ているタイプ。

 

じ~っと見ながら、看護師さんの手元とか見ちゃうよね。たまに手の甲にメモがあったりもするね。わかる、わかる・・・。でもって、「メモ三桁」ってなんの数字だろうと気になります。知る由もないけど、そういう「手の甲のメモ」が大切な命を繋いでいたりするんですよね。

 

普通ならどうってことないような些細なミスが、医療現場では命取りになることもあるわけで・・・。命を預かるというのは、きっと私が思っている以上に大変なことなんでしょうね。医療従事者の方々はそういうプレッシャーの中で戦っているのだから凄いなと思います。

 

今日はナイチンゲールデー。このご時世、最前線で戦っている医療従事者の方々には感謝しかありません。本当にありがとうございます。

 

 

採血といえばね。私って血管がわかりにくくて看護師さん泣かせなんです。故に、入院中に一度だけめっちゃ焦らせてしまったことがあります。小学生のときだったんですけど、新人の看護師さんが何度か採血に失敗して、その度に針を刺し直して・・・。

 

そうこうしているうちに、なぜだか涙がポロポロ出てきてしまって・・・。注射なんて慣れっこと思っていただけに、自分でもショックでした。1人で入院している寂しさもあったのかな。涙かポロポロ・・・どんなに抑えようと思っても勝手に出てきてしまうんです。

 

看護師さんはずっと「ごめんね、ごめんね」と何度も謝ってくれていて、しまいには「後でぬいぐるみ買ってあげる」なんて言いながら宥めるのに必死。なんか申し訳ないなと思いながらも、秘かにぬいぐるみを楽しみにしていました。子供ってそういうとこあるよね。(;^ω^)

 

で、結局のところ、ぬいぐるみの件はそのままうやむやになってしまいました。採血というと、あのときのを思い出します。