今日から4月だねぇ。エイプリルフールだねぇ。・・・というわけで、今回はエイプリルフールにちなんだ短歌です。

 

 

ヨリを戻せる確証がないという前提があって、どっちに転んでもいいように保険をかけている・・・。それは小悪魔的とも受け取れるけど、それだけじゃないよね。たぶん。

 

私はどちらかといえば、主体よりも“君”のほうに感情移入しちゃうというかね。それまで本気とも冗談ともつかない口説き文句で翻弄されたからこそ、そうしたくなっちゃたのかなって。いや、ただの想像でしかないんだけどさ。

 

佐々木あららさんの他の短歌を知ったうえだと、そんな風に勘ぐってしまいたくなる自分がいます。佐々木あららさんの短歌といえば、・・・ああ、これが男の本音かぁの代表格みたいなものだからね。(;^ω^)

 

わざわざエイプリルフールにこういうこと言ってくるコは小悪魔というよりもね、基本ビビリなんじゃないかな。本当にずるい小悪魔ちゃんはね、やっぱりあなただけ、ヨリを戻したいと言いながら他の誰かと浮気しまくっているようなタイプ。・・・のような気がするの。

 

もっと自信家で、回りくどいことはしないでもっとストレートに「ほんとうはまだ好きだよ」をぶつけてくる気がします。

 

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オブラートに包んだり保険をかけるようなやり方って、どうかすると自分もついやってしまいがち。けど、それで通用した試しはあまりないかもしれないです。

 

エイプリルフールだし元カレに言ってみようかな。エイプリルフールだしね。

「ほんとうはまだ好きだよ」