明日から彼岸の入り。真っ赤な曼珠沙華が目を引くようになりました。「葉見ず花見ず」の別名がある曼珠沙華。葉が生えるのは花が咲き終わってからで、花が咲くこの時期に葉を見ることはできません。

 

コロナ過になってから、一度も旅行へ行くこともなく“どこにも往かぬ人”となっている私ですが、まぁしょうがないですね。このご時世、感染とか全く気にせず自由にどこへでも旅をするということは、曼珠沙華の花と葉を同時に望むようなものに近いのかもしれません。だからでしょうか。「曼珠沙華の葉に屈まりて」が、今の我々が抱えているような鬱積を象徴しているようにも思えます。

 

ただ「旅をするように暮らす」ことはできるから、おうち時間をなるべく豊かに過ごせるようにしたいと思うようになりました。暮らしの中にちょっとした非日常を取り入れてみたり、居心地のよさを追求したり。具体的には、森林を散歩しがてら珈琲を飲んでみたりとか、デッキで食事してみたり、おうちカフェしてみたりとかそんなこと。ズボラで面倒くさがりの私が、無理をしない程度にできる範囲で。

 

 

「どこにも往かぬ人も旅人」

自分なりに都合のいい解釈をしつつ、そうであれと背中を押してもらえる言葉です。