今日は柿の日。先ほどニュース番組を観ていたら、正岡子規の「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」に由来すると解説されていました。あの有名な俳句は、子規が旅先の奈良で詠んだものですが、その旅行の出発日が1895年の10月26日ということみたいです。

 

 

柿といえば、わが地元は「治郎柿」という柿の名産地ということもあり、いたるところに柿の木が植えられています。ご近所さんで見かけるのは、もうほぼ収穫されている木がほとんどで、「木守り」として残されている実がぽつり。

 

柿の実がやっと甘くなったというのもあるんだけど、柿をずっと心待ちしていながら、あらいつの間にか収穫の時期になっていたのねという・・・。あまりの時の流れの速さに戸惑いを隠せない自分もいます。ついこの間まで若葉が色鮮やかだったのにね。

 

今年はまだ柿を食べていない私。そのうち毎日のように食べるようになるんだけど、その時こそいよいよ本格的に秋がきたなぁと感じます。あと当たり前のことなんだけど、人も果物も円熟味を増したほうが魅力的なんだよね。