あまりにも記憶が曖昧なのですが、確かに点字を打ったことがありました。何かのイベントの体験コーナー的なところだったと思います。文化祭か学園祭みたいなとこに遊びに行ったときだったかも。 点字器に紙 […]
「今日の短歌」の記事一覧(28 / 39ページ目)
【今日の短歌】巨大なる会いたさのことを東京と思うあたしはわたしと暮らす (北山あさひ)
ロックダウン・・・東京オリンピックの延期が決定・・・。東京という大都市を霧が包んでいくようで、巨大なる会いたさというワードが妙にしっくりときています。 今年の夏に照準を合わせて膨大な労力と資金 […]
【今日の短歌】なんという青空シャツも肉体も裏っかえしに乾いてみたい (佐藤弓生)
世の中は相変わらずコロナコロナで大変な状況ですが、こちらの地方では穏やかな晴天の日々が続いています。 雲ひとつない透き通った青空。「どんよりした自分を天日干ししてカラッとさせたいっ!! じめじ […]
【今日の短歌】いつ摘みし草かと子等に問われたり蓬だんごを作りて待てば (野田珠子)
子供や孫達のために、蓬を摘んで蓬団子を作ってもてなしたところ「いつ摘んだものなの?」と。つまり、9年前の今日・・・東日本大震災の前なのか後なのかということを、放射能の影響を心配した子に問われて […]
【今日の短歌】だらしなく花おわらせるチューリップ女というのが面倒になる (黒﨑聡美)
♪メイクも落とさずベッドにダイブ はい、お疲れさん! (西野カナ「パッ」より) 化粧を落とすのもメンドクサイ~っ!!と、女性がぐったりしながらベッドにダイブするありがちなシーン。いろいろあ […]
【今日の短歌】靴紐を結ぶべく身を屈めれば全ての場所がスタートライン (山田航)
靴ひもを固く結んでいたはずが地に足つかず僕は傾く 朝倉冴希 これは朝倉冴希歌集「風花日和」にも収録されているものです。この歌を詠んだ当時の心境としてはこうでした。同じ靴紐を結ぶにしても、掲出歌 […]
【今日の短歌】あいたいとせつないを足して2で割ればつまりあなたはたいせつだった (千原こはぎ)
「あなたはたいせつだった」って、シンプルな言い回しなんだけど感情が揺さぶられる不思議な力があります。それが掲出歌へのファーストインプレッションでした。 そして、ある疑問が浮かんできました。「あ […]
【今日の短歌】オール5の転校生がやってきて弁当がサンドイッチって噂 (穂村弘)
見かけない顔の人がいるなと思っていたA君は、別のクラスの転校生でした。後のクラス替えで一緒になって、勉強やスポーツがとてもよくできる優等生だと知りました。それこそ成績がオール5だったとしても納得するぐらい。 […]
【今日の短歌】骨なしのチキンに骨が残っててそれを混入事象と呼ぶ日 (岡野大嗣)
もしこれが君だったらとよぎりつつ骨までかぶりつく姿焼き 朝倉冴希 以前、豊田市上中町にある「しだれ桃の里」に行ったとき、うずらの姿焼きを食べたときのこ経験をインスピレーションに詠んだ一首です。 […]