こちらの立ち回りも上手くなかったのだけど、口が上手い相手にうまく丸め込まれていいようにされていると感じ、どうにもこうにも心に引っかかってモヤモヤしていた時期がありました。
無理やりテンションをあげることができない私は、良くも悪くも普段からギアチェンジすることなくそのまんまなのだけど、うっかり気を抜くとはぁ~と大きな溜息をついてしまいそうになったりして。さらには心の中のつぶやきが、うっかり口をついて出そうにもなったりして。
「怒れちゃう」
掲出歌に出会って、この言葉が自然と心の中に湧くようになったと気づいてから、私は「怒れちゃう」の言葉を見張るようになりました。
・・・あっ、まただ。
カクテルパーティー効果のせいもあるんだろうけど、思っていた以上に何かあるとすぐ心の中で・・・あるいは小声で・・・時には鬱憤を吐き出すように「怒れちゃう」を乱用していた私。そして、「怒れちゃう」だけでその先の思考を停止してしまっていた私。
正々堂々と冷静にこちらの立場を伝えて話し合う努力が足りなかったことに気づいて、勇気を持って行動を起こした結果・・・状況は変わらずに見事玉砕したのだけれど。(;^ω^)
そういえば、小学生のときに「「だって・・・」とか「でも・・・」が多い」って指摘されたことがあって、まったくそんな意識はなかったので子供心にちょっとショックだったのを覚えています。以来、なるべく言わないように気を付けているつもりだけど、つい口走ってしまった時は「あっ・・・」となる言葉。
そんなにすぐに変われるものではないけど、言葉のチョイスは知性とか人柄とかいろいろなものが滲み出るものだからある程度はちゃんとしなきゃね。
言霊を信じるタイプなので、特に未来に関することをネガティブに言うのはなるべく避けたいし。自分の中から出てくる言葉は、その時の調子によって変わるので、心身のコンディションを整えておくというのが今の課題です。