赤ちゃんにやわらかい布やぬいぐるみを持たせりするけど、フランスではそれをドゥードゥーというらしい。私にとってのドゥードゥーはお気に入りのタオル。本人は全く覚えていないけど、母が洗濯しようと取り上げるとギャン泣きして困らせ、干されたタオルの下で乾くのをずっと待ちわびていたんだとか。仕方ないから半分に切って交互に洗濯していたみたいなんだけど、それくらい肌身離さずだったらしい。ウサギの毛並みの柔らかなもふもふはドゥードゥーの安心感そのもので、いつまでたっても自分の中にまだあのころの名残が存在していることを実感する。