ササユリは、花が咲くのに七年もかかる可憐な花。山の木を伐採することが減り、それによって激減してしまったささゆり。そんな中で見つけたたった一株から、地元の保存会の方々の尽力によって徐々に数は増えていき、今では約3000本のたくさんの花を咲かせています。

 

 

「ささゆりまつり」が開催されていたということで、花や苗の販売があったり、地元の学生さんが接待していたりしました。そこで売っていたスカシユリがめちゃ立派だったので思わず買ってしまいました。一本100円×3 今年は例年になく育ちがいいらしいです。

 

↓の写真が、そのスカシユリの一部。こんな感じでそれぞれ三か所に飾られています。昨日買ったときは、まだ一か所しか咲いていなかったのに、翌朝になったらもう次から次へと花が咲いていてびっくり。

 

 

まつり開催中は、無料でちょっとしたお菓子や瓜のビール漬け、お茶などが振る舞われます。毎年恒例のこのトマトジュースが何気にすごく美味しい♪ トマトと塩のみの味なんだけど、トマトがいっぱい収穫できたときは、真似してよく作るようになりました。

 

 

これは去年の写真だけど、こんな風にささゆりのことを詠んだ短歌が掲げてあったりします。

 

ササユリを愛でながら山を登っていくと、海の見える展望に・・・。そこにあるのが、震災 鎮めの石碑。ここらは、海の近くということもあり何度も津波の影響を受けているのです。

 

 

 

ふと宿りやがて心の染みとなるユリの花粉のようなジェラシー 俵万智

百合というとね、俵万智さんのこの歌を思い出します。百合の花粉って、なかなか落ちないから確かに厄介なんですよね。

 

 

【ささゆりの里へのアクセス】

ささゆりの里へ行くには、国道42号線にある「伊古部東」もしくは「伊古部西」の信号を目指してください。案内標識が出ています。あとは、その案内に従っていけばたどり着けるはずです。詳しくはこちらをご覧ください。