自宅のバルコニーにて。山、笑っています。肉眼で見たほうがはるかに美しいんですけどね。↑の写真じゃ魅力の半分も伝わらない (;^ω^) 「山笑う」は、山の草木が芽吹き始めて明るい様子を表す春の季 […]
「現代短歌」タグの記事一覧(18 / 19ページ目)
【今日の短歌】人生に付箋をはさむやうに逢ひまた次に逢ふまでの草の葉 (大口玲子)
ウォルター・ホイットマンの詩集「草の葉」の初版が発売されたのは、1855年のことらしいです。以来、ホイットマンは生涯に渡って何度も拡充・改訂を重ね、1891年に出された最終版ともなると初版の5倍ほどの分量に […]
【今日の短歌】ガラス壺の砂糖粒子に埋もれゆくスプーンのごとく椅子にもたれる (吉川宏志)
「砂糖粒子に埋もれゆく」から連想した椅子は、ビーズクッション。グラニュー糖ではなく「砂糖粒子」とわざわざ“粒子”を強調させているしね。 ・・・というわけで、こんばんは。お気に入りだったグレーの […]
【今日の短歌】セーターを洗って干せば風が来てほそくかがやくかひなを通す (永井陽子)
本日は洗濯日和ということで、ダウンジャケットや冬物セーターを洗ったりしてました。ニット類はお部屋で平干し。なので「風が来てほそくかがやくかひなを通す」という感じではなかったけど。(^^;) それでも乾いて […]
【今日の短歌】「はなびら」と点字をなぞる ああ、これは桜の可能性が大きい (笹井宏之)
あまりにも記憶が曖昧なのですが、確かに点字を打ったことがありました。何かのイベントの体験コーナー的なところだったと思います。文化祭か学園祭みたいなとこに遊びに行ったときだったかも。 点字器に紙 […]
【今日の短歌】なんという青空シャツも肉体も裏っかえしに乾いてみたい (佐藤弓生)
世の中は相変わらずコロナコロナで大変な状況ですが、こちらの地方では穏やかな晴天の日々が続いています。 雲ひとつない透き通った青空。「どんよりした自分を天日干ししてカラッとさせたいっ!! じめじ […]
【今日の短歌】だらしなく花おわらせるチューリップ女というのが面倒になる (黒﨑聡美)
♪メイクも落とさずベッドにダイブ はい、お疲れさん! (西野カナ「パッ」より) 化粧を落とすのもメンドクサイ~っ!!と、女性がぐったりしながらベッドにダイブするありがちなシーン。いろいろあ […]
【今日の短歌】あいたいとせつないを足して2で割ればつまりあなたはたいせつだった (千原こはぎ)
「あなたはたいせつだった」って、シンプルな言い回しなんだけど感情が揺さぶられる不思議な力があります。それが掲出歌へのファーストインプレッションでした。 そして、ある疑問が浮かんできました。「あ […]
【今日の短歌】オール5の転校生がやってきて弁当がサンドイッチって噂 (穂村弘)
見かけない顔の人がいるなと思っていたA君は、別のクラスの転校生でした。後のクラス替えで一緒になって、勉強やスポーツがとてもよくできる優等生だと知りました。それこそ成績がオール5だったとしても納得するぐらい。 […]