ウォルター・ホイットマンの詩集「草の葉」の初版が発売されたのは、1855年のことらしいです。以来、ホイットマンは生涯に渡って何度も拡充・改訂を重ね、1891年に出された最終版ともなると初版の5倍ほどの分量にもなったとか。

 

ホイットマンが何度も拡充・改訂を重ねたように、生きていればこそ容貌のみならず、人は考え方も価値観も変わりゆくもの。あの頃のようにはいられないことを、自然なこととして当たり前に受け入れているような気もします。だからこその「また次に逢ふまでの草の葉」なのかなと思うのです。

 

数多くの名言を残したとされるホイットマン。もちろん、偉大なるホイットマンの「草の葉」が、心の拠り所として支えにもなっているのでしょうね。

 

 

地元を離れて暮らす方にとって、地元の家族・友人とは「次に逢えるのは・・・」と、付箋をはさむような感覚で顔を合わせていたのではないでしょうか。遠距離恋愛のカップルもそう。学校へ行くこともままならなくなった学生さん達も。

 

緊急事態宣言が全国へ拡大されて、逢えるまでの時間はますます長引きそうな予感。そんな時だからこそ必要なのは言葉の力。誰かの言葉が生きる指針となり、だからこそ乗り越えられることもあります。

 

 

「寒さに震えた者ほど太陽の暖かさを感じる。人生の悩みをくぐった者ほど生命の尊さを知る」ウォルター・ホイットマン

 

あなたが、あなたの大切な人に「次に逢ふまで」、そしてその後も優しい言葉で包まれていますように・・・。