秋日ざし明るき町のこころよし何れの路に曲りて行かむ (窪田空穂) 気温差が激しいのは相変わらずですが、清々しい青空が広がって気持ちがいいです。今日はいつもとは少し違うことをしてみようか。そんな […]
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【今日の短歌】秋風にたなびく雲のたえ間より漏れ出づる月の影のさやけさ (左京大夫顕輔)
中秋の名月ですね。 夕方に少し雲行きが怪しくなりかけたけど、少し時間が経てば煌々と輝いた満月が顔を覗かせてくれました。そして、わずかに雲が浮かぶ夜空にくっきりとした輪郭をしていた月がいつの間に […]
【今日の短歌】葛の花踏みしだかれて色あたらしこの山道を行きし人あり (釈迢空)
お試しで。今の時期ならではの葛の花サイダーを仕込んでみた。いい感じの色になってきている。上手く炭酸になっていますように。 pic.twitter.com/EvXgzVK9ac — 朝倉冴希 (@dassan […]
【今日の短歌】どこまでが空かと思い結局は地上スレスレまで空である (奥村晃作)
どこまでが空かなんて意識することはそうなかったけど、確かに!と思わず頷いてしまう一首。奥村氏といえば、ひねりのないそのまんま詠む「徒言歌(ただこと歌)」の第一人者。言われてみればの気づきを与えてくれる独特の […]
【今日の短歌】新しき黒もて黒を塗りつぶす分厚くわれの壁となるまで (大西民子)
生きていれば大なり小なり壁に直面するものだけど、授けられたものが平等でもなければ、理不尽に立ちはだかることだってあり、その度に完膚なきまでに“われの壁”として受け入れるのはとても難しいことです。   […]
【今日の短歌】十余年わが書きためし草稿の跡あるべしや学院の灰 (与謝野晶子)
2023年の今日は、1923年(大正12年)に発生した関東大震災からちょうど100年目にあたります。 小林天眠の依頼で受けていた、源氏物語全般にわたる現代語訳を含む源氏物語の講義の執筆に取り組 […]
【今日の短歌】生者なるわれにまだまだ幾人(いくたり)も生者は絡み お墓を洗ふ (片岡絢)
生きているうちはこの先も幾人の生者と絡むことになり、生者の私がここにいるのは、過去の生者である幾人のご先祖様がいたからなんですよね。至極当然の摂理だけにわかりきっているつもりだったけど、先日お墓参りにいった […]
【今日の短歌】嫁として帰省をすれば待ってゐる西瓜に塩を振らぬ一族 (本田真弓)
西瓜に塩を振らぬ一族の中にいて、嫁の立場である主体がそのことにどのような思いを抱いているのか。一切書かれていないその隠されたメッセージを汲み取ることで、いくらでも物語ができそうです。物語はあくまでも憶測や妄 […]
【今日の短歌】会えぬものばかり愛した眼球の終のすみかであれアンタレス (佐藤弓生)
夏の夜空を眺めれば、まずはわかりやすい夏の大三角形と蠍座を見つけるのですが、蠍座のちょうど心臓部に赤みがかった神秘的な星があります。「サソリの心臓」とも呼ばれる赤色超巨星のアンタレスです。 大 […]