深水きいろ@kirofukamiさんにお誘いいただき、「半年たったんか」に参加させていただくことになりました。きいろさん主宰の「半年たったんか」とは、自選短歌4首を公募したものを紙面にまとめて配布するという素敵な企画です […]
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【今日の短歌】おにぎりをソフトクリームで飲みこんで可能性とはあなたのことだ (雪舟えま)
おにぎりをソフトクリームで飲み込むってずいぶんシュールだなぁと、そのインパクトの強い画が脳裏に浮かんできます。片手におにぎり、もう片方の手にソフトクリーム・・・想像すると面白いですね。(笑) 何故おにぎりと […]
【今日の短歌】夕暮れのゼブラゾーンをビートルズみたいに歩くたったひとりで (木下龍也)
コムサの店内でいつもかかっているザ・ビートルズ。いつもならBGMとして聞き流して終わりなのですが、その日はなんだかそれを聴いているうちに自分も欲しくなって、ベストアルバム「ザ・ビートルズ1」を衝動買いしたこ […]
吉兆⁈
とある書店に行ったら、レジカウンターのところに処女歌集「風花日和」が平積みされていて、えっ⁈どういうこと⁈と驚く私。しかも帯が違うのに替えられいて、よく見ると「角川短歌賞」の文字が・・・。 まさか・・・そん […]
【今日の短歌】思いきり愛されたくて駆けてゆく六月、サンダル、あじさいの花 (俵万智)
毎年どこかしら紫陽花を見にいっていたのですが、今年はまだどこにも行けていません。そうこうしているうちに、もうそろそろシーズンが終わってしまいますね。 ただ、通勤でいつも通る道にたくさん植えられ […]
【今日の短歌】ひたすらにドレミの歌を繰り返す サンドバッグを蹴り上げながら (龍翔)
サンドバッグを蹴り上げたことはないんだけど、耳についた曲が頭から離れず脳内をリフレインすることってありますよね。定番のシチュエーションに定番の脳内サウンドが流れることとか。 小学校のころ、マラ […]
【今日の短歌】鮭の死を米で包んでまたさらに海苔で包んだあれが食べたい (木下龍也)
「あれ」のことを詠んだ短歌といえばこれでしょう。・・・というぐらい、自分の中では定着しつつあるこの一首。なぞなぞみたいですが、言わずもなが「あれ」とは「おにぎり🍙」のことです。鮭入りのおにぎ […]
【読書】寺山修司未発表歌集「月蝕書簡 田中未知篇」
寺山修司氏といえば、歌人としてより「演劇実験室・天井桟敷」の主宰、映画監督や脚本家としての方がなじみが深いかもしれません。 一九七一年に刊行された『寺山修司全歌集』に「テーブルの上の荒野」を収 […]
【今日の短歌】定型は無人島かな 生き残りたくばみずから森を拓(ひら)けと (柳澤美晴)
旭川出身で養護教諭をされている歌人・柳澤美晴さんの短歌。 柳澤さんは、2006年に「モノローグ」という作品で未来賞を受賞、同年には作品「WATERFALL」で49回短歌研究新人賞次席入選。 2 […]
【今日の短歌】ああ犬は賢くあらず放射線防護服着る人に尾をふる (小島ゆかり)
東日本震災をきっかけに、「原発震災」ということばを知りました。 地震学者・石橋克彦による造語。石橋は、『科学』1997年10月号の論文「原発震災–破滅を避けるために」にて、以下の危険性を警告した […]