梅の花がちらほら咲き出しして、すこしずつ景色も色づき始めました。これからはもっともっと華やかになっていきますね。今年はありえないぐらいの暖冬とはいえ、モノトーンからパステルカラーに染まる春がやっぱり待ち遠しくなります。

 

・・・なんて言っている間にもう2月。ついこの間、2020年が始まったと思ったら・・・もう1か月経っちゃった。あっという間ですね。

 

 

掲出歌は、鯛やきの中にある桜餡のこと言っているんだよね、きっと。あえてそう出さないところに技量を感じます。一足早くに売られていて、もう春なんだなぁとそこで季節を感じたんでしょうね。いいなぁ、なんかほっこりします。桜餡の鯛やきって、実は食べたことはないけどおいしそう。

 

奥浜の桜を見に行くのが恒例になってきているんですけど、そこで桜餡の大あんまきというのが売られているんですよ。遅ればせながら去年にそれを知って、食べたいなぁと思っていたんですけどすでに売り切れていて。桜餡つながりでなんだか食べたくなっちゃいました。これを書いているうちに、今年はなんとかGETしたいと決意を新たにする私です。

 

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小学生のころ、放送時間に「季節だより」というコーナーがありました。いわゆるラジオのはがきコーナーみたいなもので、生徒がアンケートBOXみたいなものに投書するんです。そのテーマが「季節の発見」というわけ。

 

春だったら「もう春だなぁと思いました」で締めくくるのがお決まりになっているんだけど、それも含めてなんかそのコーナーを聴くのが好きでした。私が小さな季節の移ろいを発見するようになったのもその影響です。

 

そんな季節だよりを思い出して、それをもっともっと高度に仕立てたのが掲出歌なのかもしれないとそんなことを思いました。

 

春はもうすぐそこ。