顔見知りで深い怨恨があったのか、それともただ通りすがっただけなのかなのか。「すれちがつた今の女」と主体との関係性によって、猟奇的な意味合いがまた変わってきますね。何があったん⁈ と思わず問いたくなる一首。

 

 

まぁ、でもね。血まみれじゃなくても、口にすればヤバい奴だと思われるような危険な妄想をしたことは、誰しも一度ぐらいはあるんじゃないかな。・・・人間だもの。そんなに清廉潔白とはいかないものだと、私は思っています。

 

それを理性でコントロールしているのも人間であり、でも何かの拍子にそれができなくなると「血まみれ」が現実化してしまう・・・。相手の気持ちや周りに配慮しないで思ったことを口にしてしまうのもそう。最近でいうと、Twitterで話題になったポテサラ事件とか。

 

腹の中だけに収めるのなら、それはないことと同じことだからいくらでもしていいと思うんだけど、そういうのってどんなに隠していても微妙に伝わってしまうんですよね。お互いに。

 

「ヤマアラシ(ハリネズミ)のジレンマ」ってよく言うけど、そこを敏感に感じ取りながらほど良い距離感を保つのが、対人関係におけるコツなんだろうなと思います。口で言うほど簡単なことではないですけど。

 

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理性というブレーキの利きが悪くなれば、私だって現実に「血まみれ」のホラーにしてしまう可能性だってあるわけで、そうならないためのセーフティーチェックはしておきたいところ。

 

問題は、脳の疾患や衰えなどによって、自分が自分でなくなってどうしようもなくなってしまったとき。そうなったとき、自分はどうなってしまうんだろう・・・。たまに考えたりもします。

 

少しぐらいの波動は吸収してしまえるぐらい、心のキャパシティの広い人間でありたいですけどね。そこはまだまだ修行中~。いろいろ気をつけよっと・・・。(;^ω^)