夏ってこんなに短かったっけ。うだるような暑さは別にして、もう少しゆっくりと進んでいきたいのにね。抗えない何かに押し流されるようにして、気が付けば秋の入口に立っていた。

 

残暑の日差しに「暑いね」なんて言いながらも、だんだんと涼しさを感じることの方が多くなる。あまりの猛暑で汗疹だらけになった肌もすっかり元通り。今までよりも少しシャンと動けるようになって、食欲も増して、秋仕様のカラダになっていく。気が付けばもうすぐ立秋だ。

 

夜になって冷えてきた。長袖を着る。