本日は「いい風呂の日」ということで、こんな変わりダネの婚活パーティーがあることをご存じでしょうか? その名も「歌垣風呂」

 

「歌垣風呂」とは

「歌垣」というとどうしても男女が集まってのいわゆる性的開放のほうにイメージがいきがちですが、それだけではなくコミュニケーションの一環として和歌のやりとりが行われていました。それにちなんで、参加者は短歌を詠むというのがルールとなっています。そして、「風呂」と名が付いているくらいですから、風呂場である「銭湯」が会場となります。

 

つまり、壁によって男女が隔たれている銭湯で、顔も名前も分からない同士が短歌を交わし合い、その内容や声で相手を判断していくというものです。もちろんイベント自体は健全なものなので安心してご参加いただけます。

 

 

「歌垣風呂」の基本的な流れ

  • 男女それぞれ、男風呂・女風呂に入室。
  • 参加者には番号が割り当てられ、防水メモとぺンが配られる。
  • 主催者からの「お題」に沿って作歌、詠みあげ。
  • 声や内容などから気に入った番号を防水メモに記入。そして、男女合流。
  • お互いを番号を記入し、カップル成立となれば連絡先交換。

 

お互いの顔も見えなければ、年齢や学歴、職業も何もわからない状態でスタートし、判断材料となるのは短歌と声のみとなります。なので、余計な先入観を持たないでいられるのと、うまくいかなかった場合の精神的ダメージが少ないというのがメリット。

 

開催場所によって多少の違いはあるでしょうが、基本的な流れはこんな感じです。例えば、オノマトペが好きだとか自分と感性が近い者同士を選びやすいためか、カップル成立率も高いようですよ。

 

 

発案者である陸奥賢さんのTwitterより。動画をご覧いただければ、歌垣風呂のことがよりわかるかと思います。

 

 

関西を中心にちょくちょく開催されているようなので、興味がある方はチェックしてみてはいかがてしょうか。(*^^*)

 

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