今もやっているかどうかわかりませんが、母校の小学校では、当時「はだし教育」なるものをやっていました。かなり寒い時期でも裸足でグラウンドにいて、おかげでひどい霜焼けになってかゆくてかゆくて毎日半べそになっていた記憶があります。クラウド整備のためによく小石を拾わされていたっけ。卒業アルバムを広げれば、裸足の卒業生たちがたくさん写っています。

 

今日、蕗の薹がいくつも出てくるのを見つけました。寒い寒いとばかり思っていたけど、そういえばそんな季節になったかとしみじみ。「はだし教育」を卒業してからというもの、屋外で裸足になる機会はほとんどなくなりました。すっかり靴が手放せない生活になっているけど、蕗の薹はちゃんと地の温かさを感じて顔を出してくれていました。

 

蕗の薹だけではなく、すべての植物はそれぞれに適した温度を感じ取って芽を出したり花を咲かせたりするものだけど、とりわけ蕗の薹が顔を出してくれるとなんだかんだで春が近づいているんだと嬉しくなるものですね。

 

足裏に砂がザラっと付くあの感触と共に、地の温度をダイレクトに感じていたあの頃は、今よりももっと敏感に季節の移り変わりを感じていたのかもしれません。ヒートテックとかもなかったですしね。「はだし教育」のおかげか、土踏まずだけはしっかりできています。