声質や抑揚のつけ方、曲のアレンジの仕方などによって、同じ曲でも全く別の曲のようにもなるのがカバー曲。すきな原曲のカバーがいいときって、好きな曲を大切に歌い継いでくれてありがとうという気持ちになりますね。

 

今回、掲出歌を紹介するあたり、いろんなカバー曲を改めて聴いてみました。検索してみるとあの有名アーティストがこの曲を・・・という発見があったり、あのアーティストがこういう歌い方もするんだという意外な一面が垣間見れたりもして新鮮な気持ちになりました。

 

あと複数のアーティストが同じ曲をカバーしていると、アーティストによってアレンジの仕方が全く変わっていたりするんだけど、アレンジ次第でこうも違ってくるんだなと。聴いていて「うわっ、めっちゃいいじゃん!!」ってなったときは、掲出歌のようにしっぽがあればふりたく・・・というか透明のしっぽをふっていました。(笑)

 

今回聴いた中では、三浦大知さんの「決戦は金曜日」が特に印象に残ったかな。もともとファンというのもあるんだけど、歌声が素晴らしいのはもとよりアレンジが超お洒落。(#^^#)

https://www.uta-net.com/movie/232312/

 

 

青春時代に聴いていた楽曲を、若い世代のコたちが「しらな~い」と答えているインタビューシーンが流れると、仕方がないとはいえちょっぴり切なくなる昭和生まれの私。一過性のもので忘れ去られる楽曲はたくさんあるんだけど、残されるべき名曲がちゃんと誰かによって歌い継がれているという事実もあって・・・。カバーされているのが世代的によく知っている名曲が多かったのも感慨深いところでした。

 

カバーされるような曲って、少なくともこの楽曲をカバーしたい・・・唄いたいと思わせるだけの魅力があるわけで、聴いていてもやっぱり淘汰されずにきただけのことはあるなと感じます。

 

音楽って偉大ですね。